夕方症候群とは

2019/03/15　夕方症候群

アルツハイマー病の症状のひとつ

 

夕方になると何故かさみしい気持ちになったり、そわそわしたりすることありませんか？（夕方症候群）

 

実は、認知症の症状に夕方症候群（夕暮れ症候群）という症状があります。

 

昼は大丈夫なのに夕方に決まって、

 

「もう帰らせてもらう」

 

と言い出したり、落ち着かなくなり徘徊や時には自傷行為まで…なんてことがあります。

 

何故夕方なのか考えると、生活歴が関係してきます。

 

夕方には自分の家に帰って夕飯を食べなきゃダメだと思うことが夕方症候群のスタートなのかなと思います。

 

では、

夕方症候群の人に対してどうすればいいのか。

 

決して否定や閉じ込めるような真似はやめてください。

 

夕方症候群は場所の見当識障害です。

 

他人の家に閉じ込められたり、ここは自分の家だと言われても怖いですよね？

 

理想的には昔の生活歴を基にその人にあった関わり方が大切です。

 

しかし、難しい。

 

まずは、ここが誰の家かは置いといて

 

「今日はここでご飯呼ばれる予定だったので食べて行ってください」

 

と帰ることを後回しにしましょう。

 

帰りたい気持ちがなくなり落ち着くことが多いです。

 

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